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<参考各紙>
 ・日本経済新聞
 ・日経流通新聞
 ・建設工業新聞
 ・建設通信新聞
 ・デパートニューズ
 ・月刊レジャー産業
<今週のトピックス>
今週の各紙面から再開発、地域開発、業態開発に関連する情報をピックアップしています
過去の記事は以下のディレクトリからご覧になれます
<小売業(経営)>
小売業に関する情報を掲載。

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経営アイディア>
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<再開発>
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<その他>
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海外情報>

・カリフォルニアの2つのメジャーモールがREITに組み込まれる
デル・アモ ファッションセンター(Del Amo Fashion Center)はミルズ(Mills)に、スタンフォード ショッピングセンター(Stanford Shopping Center)はサイモン・プロパティーズ(Simon Properties)に、それぞれ売却されることとなった。この2つのモールはカリフォルニア州内だけでなく、全米でも有数のメジャーモールである。ミルズは最近、商業施設の取得を活発化しており(2月以降、8つのモールを取得)、デル・アモ ファッションセンターもリニューアルと拡張による収益向上を目指す。また、サイモンもアメリカ有数のショッピングセンターかつ同社の戦略に合致すると判断したスタンフォード・ショッピングセンターを取得することで、西海岸での基盤を固める方針。
施設名 デル・アモ ファッションセンター(Del Amo Fashion Center)−トーランス(Torrance)
スタンフォード ショッピングセンター(Stanford Shopping Center)−パロ アルト(Palo Alto)
関連会社 ミルズ(Mills)、サイモン プロパティーズ(Simon Properties)

・デスティ二―USA建設に疑問符
シラキュース(ニューヨーク州)にあるカローセル センター(Carousel Center)横でピラミッド社(Pyramid)がすすめている、100エーカーを超える複合商業施設建設(名称:デスティ二―USA)について、その計画が不透明になっている模様。すでに州から税制面での優遇も受けている計画だが、追加の公的資金の投入については今回の議会承認は見送られた。また、広大な施設の計画規模についても疑問の声が出ている。
施設名 カローセル センター
(Carousel Center)−ニューヨーク
デスティ二―USA(Destiny USA)
関連会社 ピラミッド社(The Pyramid Cos)

・ベーシックへの回帰でギャップが復活へ動き出す
ギャップ社は、90年代後半の定番カーキアイテムからファッション性を重視した商品にシフトしたことでそれまでの固定客層を失い、同時に急拡大した店舗網の影響で02年まで3年連続でマイナス売上となっていた。しかし、昨年から初期の成長期に立ち返った商品構成に戻したことで、アメリカ国内のギャップとオールド・ネイビーは回復傾向にある(バナナ・リパブリックは依然低迷)。今後は、丁寧なリサーチで消費者をしっかりと把握し、出店も過剰な店舗拡大を行わないように3ブランドを注意深く展開していくことで、国内での成長を見込んでいる。
関連会社 ギャップ
ブランド ギャップ(ベビーギャップ、ギャップキッズ)、バナナ・リパブリック、オールド・ネイビー

・モールマネージメント会社が直面するビジネス機会の縮小
REIT市場の成長にともなう3大メジャー会社によるマーケットの寡占が進み、第3者となってしまう小規模モールマネージメント会社が増えている。90年中頃までは多くのモールは金融機関が所有し、それら金融機関がモールマネージメント会社のマネージャーを雇用する形で運営されていた。しかし、90年代中頃の金融不安以降、このようなモールが売却される動きが加速した。結果、小さくてもAランクのモールは資金調達のためにREITへ売却されたが、同時にそれ以外のモールマネージメント会社によるモール運営の機会は縮小した。3大メジャーは今後も拡大する考えで、マネージャーもこれら大手へ移籍して、そこで新たな業務につくといった現象が起きている。そんななか、小規模マネージメント会社やそのマネージャーは、今後も厳しい環境のもとで、REITに組み込まれない残されたモールの運営をしていかなくてはならない。
関連会社 ゼネラル・グロース・マネージメント(General Growth Management)
ジョーンズ・ラング・ラサール
(Jones Lang LaSalle)
アーバン・リテール・プロパティーズ(Urban Retail Properties)

複合センターに警鐘
店舗・オフィスだけでなく、ホテルや遊戯施設から住宅といった多様な機能をもった多層階の複合センター(Mixed-Use)が、アメリカの都心回帰を促進する開発手法として注目を集めている(人口密度の高いアジアではすでに主流)。しかし、建築コストが割高になるといった問題点が指摘されている。機能の違う施設を1つの建物に集約することで、異なる工法や設備を導入しなくてはならず、そのことが予想外のコスト上昇要因となっている。同時に、複合センター計画の経験がアメリカ国内の多くのデベロッパーで不足していることも、工法だけでなく行政や財政上の問題を大きくしているようである。しかしながら、長期的視野でみると複合センターは経済変動に強く、都市の活性化にも貢献するフォーマットであるといえる。
関連施設 ガレリア(Galleria)−ヒューストン(Houston)
シティプレイス(CityPlace)−ロングビーチ(Long Beach)
AOLタイムワーナーセンター(AOL Time Warner Center)−ニューヨーク
ステープルトン空港跡地(former Stapleton International Airport)−デンバー(Denver)
サンタナ・ロウ(Santana Row)−サンノゼ(San Jose)
[アジア全域]
・ロイヤル・アホールドが東南アジアでの事業展開を縮小→廃止へ
財政難のロイヤル・アホールド(オランダ)は、デイリーファーム・インターナショナルホール・ディングスにマレーシアの店舗等を売却することで合意。また、インドネシアでもデイリーファーム・インターナショナル・ホールディングスが出資するスーパーマーケット(PT Hero)へ施設を売却することを発表。この売却でロイヤル・アホールドは東南アジアではタイのみの事業展開となるが、専門家の見方ではタイでの事業からも近く撤退するものと見られている。
関連会社 ロイヤル・アホールド
(Royal Ahold)
デイリーファーム・インターナショナル・ホールディングス
店舗名 マレーシア
トップス(Tops)
インドネシア
PT ヘロ(Hero)
[シンガポール]
・アジア太平洋地区最大のショッピングモールがこの10月にクアラルンプールにオープン
ベルジャヤ・タイムズ・スクエアのショッピングモールが、当初計画から4年遅れの今年10月にオープン予定。施設全体としては916の専門店、1,200の高級アパート、65のカフェとレストランのほか、ボーリング場や映画館、室内テーマパークといった機能も擁する。テナントもマレーシア初となる海外テナントが数多く出店予定。デベロッパーのベルジャヤグループによると、テナント部分は現在4割程度の契約状況だが、数ヶ月内には更に増えるものと見込んでいる。
面積 345万sqf(モール部分)
関連会社 ベルジャヤグループ(Berjaya Times Square Bdn Bhd)
リース期間満了とともにOGがグレート・ワールド・シティーから撤退 
シンガポールでデパートメント経営をおこなうOGグループは、リバーバレー地区にある1997オープンのグレート・ワールド・シティから、リース期間の満了となる今年11月に退店する(現在はアウトレット店を営業中)。この退店にともない、デベロッパーのオールグリーン・プロパティーズは新たなテナント誘致方針を策定し、施設の再構成をすすめる。OGはオープン以来核店舗としてアウトレット店の営業を続けてきたが、関係者によると、同店舗はグループ内で最も業績の振るわない店舗となっていたようである。
施設名 グレート・ワールド・シティ
(Great World City)
施設面積 400,000sqf
関連会社 オールグリーン・プロパティーズ(Allgreen Properties)
オージー (OG Pte Ltd.)
[タイ]
・コーツ(Courts)の1号店がプーケットにオープン
家具・家電・パソコンソフトを扱うイギリス資本のコーツが、チェーンアウトレットの1号店をプーケット(タイ)にオープンした。今後10年で、タイ国内に70のアウトレット店を開く計画。コーツはタイを、シンガポール、マレーシア、インドネシアに次ぐ4番目の市場として期待している(現在は世界21カ国に330の店舗を展開)。
初期投資 1億バーツ(240万USドル)
初年度売上見込み 2億バーツ(プーケット店)
施設規模 500sqm(サテライト)〜
2,000sqm(メガストア)
関連会社 コーツ(Courts)

・SFシネマがバンコク郊外にシアターアウトレットを拡大
タイの大手マルチプレックスシアター運営会社のSFシネマ・シティは、20億バーツ相当を投資し、今後3年間でシアターアウトレットを、バンコク郊外を中心に新設していくと発表した。バンコク以外にも、チェンマイやプーケットでも積極的に施設計画をすすめている。
投資額 20億バーツ(4800万US$)
関連会社 SF シネマ・シティ(SF Cinema City Co Ltd.)

シーコンスクエアが大型改装
タイ東部に位置するシーコンスクエアは、近くに建設されるバンコク第2の国際空港のオープンにあわせて来場者が増加することを見込み、新たなショッピングゾーンの拡張や改装、自動車による来場の利便性向上を目的とした改善等をおこなう。運営会社のシーコン・デベロプメントはこれらの改装で、今年度に1割前後の増収を見込む。
投資額 1億700万バ−ツ
(260万USドル)
施設名 シーコンスクエア
関連会社 シーコン・デベロプメント
(Seacon Development)
[中国]
・CPグループが2006年までに中国国内でロータス・スーパーセンターを100店舗開設
タイの食品大手コングロマリットのチャロエン・ポックハン(CP)グループは、中国国内での好調な業績をうけて、ロータス・スーパーセンターを中国国内に新たに30店舗開設、2006年までに100店舗まで拡大する意向を発表。今後はコンビニエンスストア、スーパーセンター、デパートやショッピングモールと幅広い小売業態を展開していく意向。
関連会社 チャロエン・ポックハン グループ(Charoen Pokphand)
チャ・タイ・グループ
(Cha Tai)
施設名称 ロータス・スーパーセンター
(Lotus Supercenter)
ザ・スーパー・ブランド・モール(The Super Brand Mall)
総投資額
(ロータス30店舗)
150億バーツ(3億5千万USドル)

・シュローダーが香港で初の商業施設を購入
投資ファンドのシュローダー・アジアン・プロパティーズは、コーズウェイベイのタイムズスクエア向かいのNo8ラッセルストリートにある商業ビルの1〜4階を、3億6700万香港ドルを投じて取得(現在は全区画にテナントが入居)。専門家によると、SARSやデフレの影響で小売業は低迷しているが、香港国内の優良物件に対して海外投資家は、依然として高い投資意欲があるものとみている。
関連会社 シュローダー・アジアン・プロパティーズ(Schroder Asian Properties)
施設規模 22,644sqt
取得額 3億6700万香港ドル
(4770万USドル)

・イケアのアジア最大の店舗が上海にオープン
スウェーデンの家具大手のイケアがアジア最大の店舗を上海にオープン(近くにあった店舗の約4倍の面積)。2010年までに国内12店舗体制を目指し、中国全土での売上を5年以内に現在の10倍を目指す。イケアは現在、175店舗を世界31カ国で展開しているが、中国を世界で4、5番目の巨大市場とする考え。当初は高額商品で中国市場に参入したものの、今後は購入しやすい価格帯を強化することでの成長を見込む。
施設面積 33,000sqm
建設費 6000万USドル
関連会社 イケア(Ikea)
[台湾]
・台北101モールが今年末にオープン
世界最高層となる台北101内のモールが11月14日にオープンする予定。世界の高級ブランド店を含む142テナントが契約済み(テナント区画の約88%相当)。オープンに伴い地区内の競合はより一層激化する見込み。台湾の高額所得者層市場は好調、当該施設もそういった層をターゲットにしている。担当者によると、台北内だけでなくアジア全域における市場間競合も視野に入れた事業展開を考えている。
施設名称 タイペイ101(Taipei101)
施設面積 75,900sqm(モール)
施設高 448m

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