ネットで注文受け即日配達−マルエツ、横浜などで実験開始 (日経流通新聞 9/18掲載) |
マルエツは、インターネットで受注して即日配達するネットスーパーの実験を開始。
今後、利用動向に応じて商品や配達対象地域の調整を行う。イトーヨーカ堂や西友も一部地域限定で実施しており、高齢者や共働き夫婦などの利用拡大を見込む。 |
対象地域 |
横浜市、東京都町田市の一部 |
配送料金 |
500円(税込み5千円以上購入者は無料) |
関連各社 |
マルエツ |
記事コード |
NR2003091801 |
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中小外食、ファンドで支援−コロンブスのたまご 第1号、月末に (日経流通新聞 9/17掲載) |
飲食FCコンサルティングのコロンブスのたまごは9月末、中小外食店向け支援ファンド「(仮称)コロンブスのたまご1号投資事業組合」を設立する。1号ファンドは10億円を目標とする(一口2500万円で40口)。出店ファンド、店舗再生ファンドなど、形態別に小口ファンドとしての運用を検討中。 |
関連各社 |
コロンブスのたまご |
記事コード |
NR2003091705 |
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「料理の鉄人」の力借り集客−第一阪急ホテルズ、アーバイン
(日本経済新聞 9/11掲載) |
第一阪急ホテルズとアーバインの2社は、テレビ番組「料理の鉄人」に出演した有名シェフの知名度を生かした集客アップ策を実施する。概要は以下の通り
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第一阪急ホテルズ |
アーバイン |
集客策 |
初代フレンチ鉄人の石鍋シェフの店「クイーン・アリス」の経営会社と近畿圏での商標使用契約を結んだ。「クイーン・アリス」から料理人を派遣してもらい店を運営する。今後、宿泊等にも「石鍋ブランド」を利用する方針。 |
約6億円をかけ、ビジネスホテルをフランスアルザス地方風に改装した新業態ホテル「ブラン・ドゥ・ブラン甲府」を開業し、井上シェフが経営する有名店「シェ・イノ」の系列店「シュヴァル・ブラン」を入居させた。 |
出店計画 |
近畿圏での以後の出店は同方式により、第一阪急ホテルズが運営する。 |
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関連各社 |
第一阪急ホテルズ、アーバイン「ブラン・ドゥ・ブラン甲府」、「クイーン・アリス」、「シェ・イノ」、「シュヴァル・ブラン」 |
記事コード |
NR2003091104 |
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・コスト削減へ事業組合、電気やガスを共同購入
−名古屋栄地区の商店街と百貨店 (日経流通新聞 8/28掲載) |
電気やガスなどの共同購入によるコスト削減を目的とし、名古屋市の栄地区内の6つの商店街と大手百貨店が参加する「栄事業協同組合」が年内にも発足。地区一体となってコスト削減を行い、浮いた資金を、日・祝日に使える市営地下鉄の運賃割引券として顧客に還元する案を検討中。商店街と百貨店がコスト削減を目的とした組合を作るのは全国でも珍しい。名古屋では、2000年春開業した名古屋駅のセントラルタワーズを中心とする駅前地区に集客が偏ってきており、この事業で、栄地区への集客を取り戻す目的もある。
場所 |
愛知県名古屋市 |
共同購入・共同利用案 |
・電気、ガス、ガソリン(2割強のコストダウン)等のエネルギー関係
・コピー機や電話回線の共同利用
・商品の顧客向け共同配送(現在一部の商店街や松坂屋が試験的に配送、3ヶ月で10万円のコストダウン) |
関連各社 |
栄町商店街、東新、広小路、南大津通り、広小路中央、サン大津商店街、松坂屋、三越、丸栄、名古屋パルコ |
記事コード |
NR2003082809 |
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・「基本への回帰」続く、「高質」「サイズの充実」「接客」
−百貨店各社紳士靴売場 (デパートニュース 8月3週・4週合併号掲載分) |
百貨店の紳士靴売場が、前年並みを確保し安定感を取り戻しつつある。最近では、多少高価でも自分好みの靴を買う傾向が高まっており、百貨店が得意とする高質商品やサイズの充実、高度な接客などが強みとなっているもよう。
しかし、ビジネススタイルの多様化から、従来の売場区分(カジュアルゾーン、フォーマルゾーン等)での対応は難しく、これからの対策が明暗を分けるだろうと考えられる。
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京王新宿店 |
小田急新宿店 |
東武池袋店 |
今秋の計画 |
・機能性中心でカジュアルゾーン強化
・ビジネスゾーン強化で30代の取り込みを狙う。 |
・コンフォートシューズコーナー常設
・高級ラインのインポート商材の拡充。 |
・4ブランド新規導入
・イタリアンコンフォート強化。 |
記事コード |
DN2003082005 |
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・空店舗対策、安若小が好調−賃貸料安/若者/店舗規模小
(日本経済新聞近畿版 8/7掲載分) |
空洞化が進む近畿の地元商店街で、店舗は小さいが、賃料が安く、若者をターゲットにした空き店舗対策が奏功。新たな地域活性化の兆しが見られる。ただし、対策に工夫がないと長続きしない例もある。
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事業前 |
事業後 |
JR姫路駅前
「小溝商店街」 |
姫路駅前の2番手商店街で、以前は80店中20店が空店舗。賃料の2割を3年間補助(姫路商工会議所) |
人気レストラン「アルバータ・アルバータ」が今春開店したことによりすべての空店舗が埋まった。雑誌の特集も組まれる。 |
滋賀県彦根市
登り町グリーン商店街 |
二番手商店街。彦根商工会議所が「チャレンジショップ制」を開始 |
実験的に出店した店が、そのまま本格的に同場所でオープン。 |
大阪市福島区
福島聖天通商店街 |
準メーンストリートで「占いのまち」をPR。金曜午後に占い師を呼び、第4金曜を特別デーとする。 |
特別デーには、20−30代の女性を中心に人通りが3倍に増え、千人を超える。 |
神戸市
大日商店街 |
空店舗を地域住民の交流スペースとして開放。 |
商店主と住民の交流が密になり、訪れる客も増えた |
京都府宇治市
宇治橋通商店街 |
空き店舗50uを改築し、子育て支援のフリースペースを設けた。託児所、保育スタッフの常駐など。 |
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神戸市灘区中央地区まちづくり協議会 |
開業希望者を対象に起業家育成セミナーを行い、新商店主を地域ぐるみで育て、地域に根ざした店舗を増やす。 |
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東大阪市布施駅北部商店街 |
昨夏、破格の低家賃でチャレンジショップを募集した。 |
応募した6店がすべて退店。 |
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